本日はメンズのワイドパンツの着こなしについての議題となります。
メンズではこれまでずっと細身のパンツが人気がありました。スキニーパンツという足にピッタリ吸い付くストレッチパンツが15年ぐらい人気が続きました。
若い人ならまだしも体型が変わってくる40代には辛い流行でした、笑
ビッグシルエットが流行ってからは少しずつ細身のパンツが少なくなり、ワイドパンツが台頭してきました。
この流れはちょっと太ってきたかな?と体型を気にする40代には朗報です。しかしながらどう着こなしたら良いか分からないという悩みもあったりします。
ワイドパンツを着こなせれば楽な気持ちでお洒落もできるので、ぜひ着こなせるようになりましょう!
なぜメンズのワイドパンツはダサいのか
ダボダボなシルエットだから
40代なら高校時代の腰履きヤンキーをご存知だと思います。
ガチャベルトを垂らして腰履きが流行っていましたね。
パンツ見えてるようなヒドい人もいました、笑
ダボダボっとしたシルエットはやはりだらしないイメージに見えるという人も多いかと思います。
短足にみえるから
今は腰履きはさすがにしないと思いますが、腰履きをしなくてもダボっとしたシルエットは短足に見えます。
そこは合わせ方や丈感で解消できます!
シューズとパンツが合っていないから
靴との合わせも重要です。ダサいと思われないコーディネートを考えましょう。
カジュアルすぎるから
ワイドパンツは特にデニムやチノパンなどの素材はカジュアルすぎて見えてしまいます。
メンズのワイドパンツはダサくない
私は40代ですが、同年代でワイドパンツを穿いている人は少ないです。また40代になるとお腹が出ている人が多いのですが、なぜかピタっとしたTシャツを着てお腹が出ているのを強調しています。
これはファッションに関わる者として不思議な現象の一つです。
40代50代であってもワイドパンツをきちんと着こなせればむしろ細いパンツよりお洒落に見せることが可能です。
また低身長であっても、むしろ低身長こそワイドパンツを穿いて欲しいと思っているぐらい、ワイドパンツには可能性があります。
ワイドパンツの着こなしのコツ
長すぎない丈にする
ワイドパンツには大きく2つに分けるとフルレングスのタイプと9分丈のタイプがあります。
デニムなどの場合はフルレングスが多いのでロールアップで穿いたり、元々9分丈で売っているものをチョイスするとワイドでもスッキリ穿くことができます。
上品な素材を選ぶ
スラックス系の記事やコットン系のキレイ目に見えるワイドパンツなら印象もガラリと変わります。ワイドパンツで一番注意したい点は輩っぽく見えないこと。
そこを意識するだけでイメージよく着こなすことができます。
ショート丈のトップスにする
上がビッグシルエット、下がワイドパンツですと全体的にダボダボっとした印象になります。
若者に流行っているスタイルではありますが、40代でそれをすると痛い感じに見えかねません。それこそ前述の輩っぽく見えてしまうとダサい雰囲気になってしまうかも・・
そこで上を着丈の短めを選んで合わせるとコーディネートが引き締まります。
この写真のように靴はキレイ目の革靴を合わせたり、サングラスや帽子などの小物も合わせるとよりグッド。
裾幅が狭いワイドパンツを選ぶ
私が一番オススメなのがこのタイプです。
9分丈はもちろん良いですが、パンツはフルレングスで穿きたいという方もいると思います。特に秋冬だと寒さも関係しますよね。
そこでバルーンと言われるシルエット、ワイドですが、裾にかけてテーパードしているタイプです。
これによりワイドでもスッキリ見えるので、とても合わせやすいです。
私はお出かけするとき用の一張羅の一つに黒のキレイ目のカジュアルな素材のテーパードワイドパンツを常備しております。
Aラインシルエットを意識する
ラインシルエットとはアルファベットの「A」のように、トップスをコンパクトにしてボトムスをワイドにする手法です。
先ほどのサングラスを掛けた着用写真のようなシルエットです。
お手持ちの普通の大きさのブルゾンやパーカーにワイドパンツを合わせるだけでこのシルエットが完成しますので、比較的に簡単に挑戦ができます。
メンズワイドパンツの低身長向けコーデ7選
Tシャツ×ワイドパンツ
Tシャツはあまりにビッグシルエットはダボっとしてしまいますが、最近では着丈は短めで身幅と肩幅だけ広めのTシャツもたくさん出ています。あまり着丈が長くないルーズなTシャツを選ぶと上手に合わせられます。
テーラードジャケット×ワイドパンツ
少しルーズ目に着るジャケットスタイル。ワイドパンツとセットアップで販売しているブランドでは、しっかりジャケットの着丈も短めに設定しており、上下でカジュアルかつキレイ目にワイドパンツのジャケットスタイルを着こなすことができます。
オーバーサイズ×ワイドパンツ
エアフォースジャケットやMA-1など短めのデザインのミリタリージャケットを合わせると上下ビッグシルエットでもこなれた雰囲気で着こなすことができます。
ただ前述の通り、輩っぽく見えてしまうとNGなので、キレイめな素材を選んだり、白いスニーカーで外したり、革靴を合わせて引き締めたりするとお洒落な雰囲気に持って行けます。
リネンシャツ×ワイドパンツ
春夏の時期にオススメなのがリネンシャツとのコーディネート。昨今の温暖化でリネンの清涼感が脚光を浴びています。
ワイドパンツにさらりと合わせると清涼感とこなれた雰囲気が出てオススメです。
キャップ×ワイドパンツ
キャップなどの帽子とワイドパンツの合わせはバツグンです。バケットハットなどとも相性◎
デニム×ワイドパンツ
個人的にもオススメなのは春や秋など中衣料メインで活躍するデニムのアウター。
特にGジャンは着丈が短めでインナーを少し出す感じで合わせるとこなれた雰囲気に。
Gジャンはリーバイスなどを選んでしまうと細くて着丈が短すぎるので、ブランドの今っぽいシルエットで選ぶのがコツ。元ネタがGジャンなのでゆるめのブランドのものを選んでもそこまでダボダボしないのでオススメのアイテムです。
ベスト×ワイドパンツ
全体的にダボっとした着こなしでもベストがあるだけでこなれた雰囲気になります。あまり細いベストではなくワーク系のカジュアルなベストにすると合わせやすいと思います。
メンズワイドパンツの女性ウケコーデ7選
ボリュームダウン×ワイドパンツ
女性から見たとき極端にダボっとしたワイドパンツは印象を下げがち。
ちょいゆるぐらいが女性から見たらベストです。
セミワイドや裾がテーパードしているワイドパンツを選ぶとバランスもよく女子ウケ間違いなしです。
パーカー×ワイドパンツ
ワイドパンツと相性が良いアイテムの一つであるパーカー。
ジップパーカーよりはプルオーバーパーカーを選ぶ方がダサく見えません。
ゆったりニット×ワイドパンツ
ゆるめのコーディネートには素材感があるニット系が最適。雰囲気も出しやすいのもポイントです。
外しすぎないラフなスタイルは高ポイント! 頑張りすぎていない感もグッドです。
白Tシャツ×黒ワイドパンツ
シルエットで変化を付ける分白と黒の2色のみでコーディネート。シンプルな分チェーンネックレスなど小物をさりげなく挿すと効果的。
女の子は奇をてらうよりもこういうシンプルな感じが大好きです。
スタジャン×ワイドパンツ
スタジャンは今もコアなファンが多く人気のアイテム。ワイドパンツで合わせることで今っぽく雰囲気よく着こなせて一気にお洒落度アップ!
個性も出せて彼女にお洒落と思わせられるワンランク上にコーディネートです。
スニーカー×ワイドパンツ
ワイドパンツは革靴などでももちろんOKですが、スニーカーで外しを入れるとお洒落です。
この写真は筆者本人で、パリの展示会に行ったときのもの。
スラックス系のワイドパンツにナイキのハイテクスニーカーを合わせています。
ワイドパンツは9分丈でハイカットのスニーカーを合わせるのが個人的なオススメです。
カラーシャツ×ワイドパンツ
ワイドパンツとの相性が良いのはオープンカラーシャツ。
少し緩めでカジュアルなシャツだとワイドパンツのゆったりさとマッチして良い雰囲気で着こなせます。
ステンカラーコート×ワイドパンツ
意外と相性が悪くないワイドパンツとロングコードの合わせ。
帽子や靴のボリュームなどに気を使うとお洒落感を引き立てます。
夏はリネン、コットン、ポリエステル生地がおすすめ
通気性抜群のリネン
特に昨今の猛暑にはコットンですら暑く感じます。なので夏に穿くならオススメはリネンパンツ。
リネンならではのこんなナチュラルなカラーリングやブラックもあり。
汗の吸収が抜群のコットン
洗濯も楽で見た目も定番!やっぱりコットンが一番人気ですね。
シワになりにくいポリエステル
シワになりにくくドレープ感もあるポリエステル素材。洗濯可能で手入れが楽なのもグッド。
このワイドパンツの詳細はこちら(ブラックもあり)
今注目のおすすめワイドパンツを「バーズアイ」がご紹介
VOIRY
VOIRYではサンデーパンツ(ドクターが日曜日に穿くリラックスパンツ)というコンセプトで展開しており、7150円と価格もリーズナブルで、毎シーズン爆発的な人気を誇っています。色展開も豊富です。
VOIRY サンデーパンツはこちら
ウール混のポリエステル素材のサンデーパンツ。柔らかくドレープ感があるのが特徴。カラーはミックスグレー・インクブラック・ネイビーストライプの3色展開。
VOIRY サンデーパンツLUXはこちら
デニムがサンデーパンツになった新作です。生地厚でオールシーズン穿けるのが特徴。ウエストゴムで楽に穿けるデニムが今らしいですね。
カラーはアイスブルー・ミッドブルー・ダークインディゴの3色展開。ホワイトデニムもあります。
VOIRY サンデーパンツ-DENIM はこちら
ANDNUT
VOIRYのサンデーパンツとANDNUTがコラボレートしたパンツ。
酔っぱらってて、左右の色間違えちゃいました・・というコンセプトが面白い。
カラーは6色あり、ちょっと変化を好みたい人にオススメのパンツです。
ANDNUT×VOIRY HALF&PANTSはこちら
サンデーパンツよりさらにリラックスなルーズシルエットに。サイドラインがアクセント。
ANDNUT×VOIRY CHILLacksはこちら
Kelen
Kelenは日本のブランドでオーセンティックな今らしいシルエットが特徴。
こちらの2タックコクーントラウザーは張りすぎず、落ちすぎないほどよい肉感のコットンツイルを採用し ポケットに手を入れた時に完成するコクーンシルエットが絶妙なパターンです。
Kelen 2タックコクーントラウザーはこちら
ルーズ感のある股上深めのテーパードシルエットデニム。フロントと腰位置を切り替え加工が入るようにストーンウォッシュとブリーチ加工をかけました。ブラックカラーもあり。
Kelen ヴィンテージコクーンデニムはこちら
VOIRY
レーヨン混のストライプ生地を使用したワイドパンツ。
センタープレスを入れ、裾幅も広くとっているため、ストンとしたキレイなシルエット。
ドレスメーカーさんが考える今穿きたいパンツです。
VOIRY ドレスメーカーワイドパンツはこちら
まとめ
ワイドパンツは流行する前から私も目をつけ、ブランドで生産をしたり、自身でも上記で穿いているようにずっと愛用しているデザインです。
ワイドパンツは決して難しいパンツではなく、着こなし次第で身長も関係無く、お洒落に着こなせるアイテムです。そして意外にも女子ウケが良い!むしろスキニーパンツの方が敬遠される傾向があります。
ぜひワイドパンツやゆったりめのパンツをコーディネートに取り入れてみてくださいね。