昨年から取り扱いをスタートしたSoHという手袋の産地、香川県のブランド。
こういった誰も知らないようなブランドだけど、とっても素晴らしいブランドを発掘してくるのがセレクトショップの醍醐味だと思っています。
このブランドもバイヤーのndcが自信を持ってオススメできる手袋ブランドです。
今回は22年A/Wの新作を紹介いたします。
まずは冒頭の写真の「動 Move」というモデル
ハンドルを握るということに着目して握ったときにはめ心地の良さを追求した特殊製法になります。
しっとりとなめらかな肉厚のウォッシャブルレザーを使用。牛革なのに柔らかく掌側と手の甲側で革の厚みを変えることで突っ張らない快適なはめ心地を実現。このこだわりがまずスゴいです!
内側に小さい隠しポケットが付いており、Air Tagや鍵、常備薬などを入れて紛失防止に役立ちます。
人差指に導電糸刺繍を入れてますので、手袋をはめたままスマホの着信を受けることも可能です。
カラーはキャメルとブラックの2色展開です。
こちらは流行りの兆しもあるミトングローブ。
指を覆う形のデザインが特徴です。
ランニングやウォーキングにも使いやすいデザイン。
ペットボトルを使用したリサイクル繊維・ECO BLUE(エコブルー)が原料のダンボールニットを使用。
表面糸と裏面糸を中糸でつなげて作る生地であるダンボールニットは、中糸の間に空気を溜めることができるため保温性に優れています。
指を出せる仕様になっています。
これにより外出中のスマホ操作もさっとできて便利です。
わざわざ手袋を外す必要はありません。
SoH のマークはリフレクト転写プリント。夜間のジョギングシーンでも安全性を高めます。
カラーもメンズライクなブラックやグレーと、女性にも付けやすいピンクとホワイトもご用意。
強さと動きやすさが共存する「呼吸するグローブ」として制作された成 Artisan
特許出願中のベンチレーションやフィット感をよくするストレッチデニムを使用。見た目は武骨でかたそうに見えますが、実はと~ってもはめ心地が良いんです。そのギャップが◎
カラーはブルーとブラックを用意。
極力手にフィットするようにレスキュー隊のロープ降下用グローブ型をベースにアレンジしています。
*レスキュー隊は人命救助のスペシャリストですが、1 分1 秒を争う機敏な動きを求められますので、指先のフィット感をとても重視される職種です。
人差指・中指・親指指先はロールガード仕様になっており、耐久性を高めると共に指先の細かい作業を可能にします。
掌側に大きめのアテをたたきつけることで掌側の保護機能を高めると共に、道具を握った時のグリップ力も高めます。小指先に導電糸刺繍を入れているので、スマホ操作も可能です。
甲側には手をしっかり保護しつつも手袋内の湿った空気を逃がすベンチレーションをつけており、長時間着用時の蒸れを防止します。児島産のデニムを使用し経年変化も楽しめます。
本格的な道具を使う手袋としてアウトドアでも活躍いたします。
2度染めによって、独特なグラデーションを表現した染 Sen TWO TONE
ベースの革は兵庫県のタンナーさんと共同で製品染め専用に開発したものを使用。
この美しいグラデーションはレザーを生産するタンナーと染め職人による日本の技術を結集したグラデーションレザーとなります。
さらにしわ加工を施しているので馴染みのある雰囲気が出ております。
コートなどを羽織るとチラっと見えるグラデーションが◎
染シリーズのレザー手袋はグラデーションではない通常の染めのものもあります。
こちらは墨汁とインディゴで染めた2色展開。
イタリアの高級手袋を思わせるこのしわ加工とレザーの雰囲気やステッチが本当に素晴らしいです。
これを日本ブランドがやっているというところがグっと心を掴みました。
こちらは裏地にカシミアを使用。真冬にバイクに乗ってもしっかり風を防ぎ保温します。
以上、SoHの22A/Wをご紹介いたしました。
高機能な手袋ブランドはたくさんありますが、ファッションとしてかっこいい、こういうレザーの手袋がイイんだよ!というブランドは全く無いというほど少ないです。
なので洋服のブランドが作る手袋で良いのを探すしかなかったのですが、本格的な手袋ブランドが機能もデザインも最上級のものでリリースしていることに越したことがありません。
SoHはそんな機能性もデザインセンスも兼ね備えた手袋の産地、香川県が誇る手袋専門ブランドなんです。
過去の定番デザインもすべて扱っておりますので、ぜひお好みの手袋を見つけてください!
SoHの素晴らしさはブログ記事にしていますので、もし気になった方はぜひこちらの記事もご覧ください。
https://www.birdseye.ne.jp/blog/soh-introduction/